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前回までの隧道６連発を十分に堪能し、次の隧道を目指す
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次の隧道を目指すため、再び国道４６５号線を南下していく。
道路も広くて快適だなぁと思う間もなく、道幅が狭くなっていた。これでこそ３ケタ国道だ？
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道路が狭くなった場所からすぐのあたりで、防空壕跡なのか水路隧道なのかよくわからないものが左手に見えてきた。
ただどちらかと言えば水路隧道のような気もする。
また一部はトタンで中に入れないようになっていた。
房総半島は油断すると本当にこんなのがいっぱいあり過ぎて、単に次の隧道を目指すだけでも油断できないのだ（笑）
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さらにその先を歩いていたら、貨物列車の最後尾に見られる「車掌車」が見えてきた。
見てみると個人経営の牧場のようで、動物と触れ合ったり食事ができる牧場のようだ。小岩井牧場を小さくしたようなものか。
（そういえばＳＬホテルってあったよな）
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途中清和中学校の近くを通ったのだが、その際道路の脇に赤い綺麗な花が咲いていた。つつじですかこれ？
何の花なのかよくわからなかったので、そのまま歩き続け、やっと目的地の二入集落に入った。ここに次の隧道があるのだ。
ちなみにこの辺を歩いているとき、朝乗ってきた鴨川日東バス・急行亀田病院行が通過して行ったのだが、朝乗ったバス（貸し切りバスのようなもの）ではなく、一般路線を走っていそうなバスだった。
ということは俺は運が良かったのか？
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二入集落に入り、目印になる酒屋が見えてきた。
地図上だとここから集落内を通過したその奥にあるはずである。
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この場所から道なりに歩いていけばいい。
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しばらく歩くと変則十字路っぽい場所に出るが、ここも直進していく。
ちなみに右側には福祉施設か何かの建物があった。恐らくこの道路はその人達用に舗装されているのだろう、ここから先は当然ながらオフロードだ。
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オフロードに入ってすぐの場所に写真のようなコンクリート製の物体が並んでいた。資材置き場か何かとしても利用されているのだろうか。
また足元には今や懐かしの缶ジュースの空き缶が朽ち果てていた。いやマジで結構懐かしいよ。
と空き缶ごときに感動しながらさらに先に進んで行ったら・・・・・・。
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なんか見えてるって！！！
いやーもう自分の意識がぶっ飛びそうなくらいだった（かなり大袈裟）。
今冷静にこの写真をよく見てみると、右側には古い時代の道（隧道が作られる前に通っていたっぽい道）があるようにも見えるのだが、この時は全然興味すらなかった。
まぁしょうがないような。
そして近づいて、いよいよご対面である。
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隊長！ワンダフル隧道を
見つけちゃいました！
いやーこれ凄い隧道見つけちゃったな
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今回の隧道の場所はだいたいこの辺 ⇒  |
こんなに立派で大きい素掘り隧道は初めてだ！！
地層とのコントラストも、シチュエーションも最高！！
世界のサトアツ、悶絶寸前！！！
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さっきまでの暗い色の隧道群とは打って変わって、明るい色の地層に作られた隧道だから、気分もハッピーになってくる。（この文章書いているときでもテンションが上がってくるなこれ（笑）
ただ地層自体は結構脆い感じがする。
実際隧道上部の竹林が、いつ崩れ落ちてくるのかと思うと結構緊張するよな。まぁこの時はそんなキケンよりも感動のほうがかなり勝っていましたけど。
・・・いつまでも感動してばかりもいられないので、そろそろ中に入るか。
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中に入ってすぐ側面を見てみたら、地層から石がはみ出していた。
さっき言った通りこの隧道の地層は結構脆いように見えるから、そのうち隧道が崩れてこの石も出てくるんじゃないか？と思ってしまう。
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途中に横穴を発見した。
中をチラッと覗いてみたところ、ござのようなものが置かれていた。近くで作業する人用の資材置き場に利用されているようだ。
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出口付近の写真。
日が当たらない北側ということで、入口側（南側）と比較して明るさというものを感じなかった。また出口付近は側面は縦に波打っていた。これも南側とは違っていて面白かった。
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出口を抜けて先を見てみる。
道が続いているようにも見えなくもないのだが、目印っぽいものは見つけられなかった。
というか経験上、竹林の荒道（廃道）というのは道に迷いやすいような気がする。
もちろんこの先に進む必要性は無いので、振り返って北側の坑口を見てみる。
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やっぱり立派だ。
ただ南側ほど感動は無いな。
まあこれは南側で感動しすぎたということだろう。
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ちなみにこちら側も南側同様、上部の竹林がいつ落ちてきても不思議ではない状況になっている。
というか、こっち側の方が危険度高いとしか思えない。
大興奮していた南側とは違って、この時は既に冷静さを取り戻していたので（ホントか？）、この時は結構緊張しながらこの下を通ったもんだ。
ちなみにこの隧道にはもう一つ面白物件があった。
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隧道北側坑口のすぐ左隣に、もう一つ穴が空いていたのだった。
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特に理由もなく、恐る恐る覗いてみると・・・。
何もなかった（苦笑）
まぁこの穴も、隧道の途中にあった穴と同様に作業者用に掘られたものだろう。
この二入地区の手掘り隧道も十分満喫したし、そろそろ戻るか・・・。
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もう言葉が無いね、幻想的だなぁ
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戻るとき内部から南側を見てみたところ。
もう何というか、言葉が出てこないくらいに幻想的だった。
この感動を胸にしまい、次の隧道を目指すべくこの場を後にしたのだった。
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